2012/09/18
東京デンタルショー2012
今回の連休に、お台場にある東京ビッグサイトにて開催された東京デンタルショーに参加してきました。デンタルショーとは、車や自転車を展示・販売したりするモーターショーやサイクルショーの歯科業界版といったところでしょうか。数多くのメーカーが、自社の押している製品を展示したり、実際に触れたりすることの出来る貴重な機会です。
今回はあまり時間もなかったのですが、実際に見たいものがいくつかあったので東京まで行ってきました。
その中の一つが、診療時に使用する拡大鏡です。
歯科治療においては、暗くて狭い口の中を診る、というその特殊な環境下で作業をしなくてはなりません。肉眼で見るよりはもちろんですが、拡大視野にて処置をすることで、その精度は何倍にもなります。
もともと視力は良いほうで、特に目が悪いわけではありません。(今でも裸眼で1,5はあります)ただこの拡大鏡は、そういった視力とはまったくの別物なのです。
もちろん診断にも非常に有効で、肉眼では見えないものが見えてくる、見える物が変わるとも言えます。肉眼の限界を超えていく、それが拡大鏡です。
今までも使用していましたが、拡大率2,5倍と標準的なもので、もう少し高倍率のものに切り替えたいなと感じていました。今回は8倍のものを検討しています。もっと拡大率の大きいマイクロスコープ(歯科用顕微鏡)もありますが、スペースの問題と何より値段がかなりしますので・・・。
いずれにしても拡大視野での処置は、同じ処置でも精度が変わります。より丁寧な診療が出来るよう、ハード面もまたそろえていきたいと思います。
拡大鏡による歯科治療についての動画です。
参考までにぜひ。
「歯医者選びに失敗しないための2つのポイント」
http://ishizawablog.blogspot.com/2012/01/prezi2.html