2015/02/04
【 歯科専門誌に症例掲載 】
「歯界展望」という歯科専門誌に、当院の治療症例が掲載されました。昨年前半から原稿など進めていたのですが、年をあけてようやくの掲載です。地味に長かったですね。
いわゆる学会誌ではないので、アカデミックな研究でも何でもありません。一臨床医の治療症例であります。
とはいえ誰でも載せてもらえるものでもありませんので、やはり大変光栄なことです。また日頃の自分の診療をアウトプットする良い機会にもなりました。
ただ今回初めての経験だったのですが、いろいろ難しいと感じたこともありました。一つ目は症例写真の色。
デジタルデータを紙媒体に印刷すると、多少の変化は当然あります。
分かってはいたのですが、それが自分が思っていたよりも大きく感じました。
二つ目はそこに読み手がいるわけではないので、こちらとの温度差を感じにくいということ。普段行っている講演では話し手と聞き手お互いがその場にいるので、反応もダイレクトに感じ取ることが出来ます。それが紙媒体では出来ないということも、難しく感じた原因の一つかもしれません。
しかし多くの方に見てもらえるというメリットもまたあるわけで。
むしろ自分のことをまったく知らない先生にも見ていただけることを考えると、やはりメリットの方が大きいでしょうね。
いずれにしても日頃お世話になっている多くの先生方、天然の歯と見分けがつかなぐらい綺麗な歯に仕上げてくれる技工士さん、そして日常的に綺麗な写真を撮影してくれているスタッフみんなに感謝です。いつもありがとうございます。