2016/12/07
欠損歯列の捉え方
今回の担当は院長の長谷川です。
冬の気配を感じることの多いこの頃ですが、まだまだ秋に戻ることもありますね。
そんな秋晴れの日曜日、歯科医師会が主催する講演会に参加してきました。
講師は東京都ご開業の宮地建夫先生。
演題は「長期経過症例から学んだ欠損歯列の読み方」です。
歯の欠損を過去から未来へ続く病態として捉え、その経過の中で今どれぐらいの位置にいるのか、今後何が起こりうるかを予測・診断して治療計画を立てていく。簡単に聞こえるかもしれませんが、そうした意識で歯の欠損を捉えることはなかなか難しいものです。
宮地先生はそうした治療を以前から続けてきたパイオニアで、講演の内容は非常に示唆に富んでいます。先生には私たちのスタディグループDMCでも数年前に講師として来ていただいたので今回が2回目となりますが、以前と変わらずエネルギー溢れるお話を聞くことが出来ました。
10月から年末までの3ヶ月間、私も浜松歯科衛生士学校の授業を含めプレゼンテーションが毎週のようにあり、今年もまだ5つ程スライドを組まなくてはいけません。本業以外で息切れしそうですが、宮地先生のパワーに負けないように残りの講演・発表を頑張りたいと思います。